ZEN PLACEの使命
これは、1998年の第101回WHO執行理事会において、「spiritual（霊的）とdynamic（動的）」を加え、新しい健康の定義が検討されたものです。 WHOとは、世界中の優秀な西洋医学の医師の集まりであり、東洋医学の医師の話し合いではありません。 しかし、この霊的なものの重要性を全員が認識しており、そして、動的な状態、アナスタシスを重視していることが、この健康の定義から分かります。 ここで大事なのは、Spiritualityは、人間の尊厳の確保や、Quality of Life（生活の質）を考えるために必要で、本質的なものであるという意見が出されたことです。
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあること。ここであえて、「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく」と言っているのは、それが通常の健康の定義だからです。日本でいう健康産業とは、痛みをとる、弱っているのを少し改善させる、病気でない状態を作ること。健康産業ではない、私たちZEN PLACEの存在意義・目的ではありません。
動的な状態というのは、「健康と疾病は別個のものではなく連続したものである」という考え方です。これは、私たちが自律神経なども大きな揺らぎを作ること、動きのエネルギーこそより重要だという考えと同じで、 人間とは何かを表す、方向性を示しています。つまり、今の日本人の一般レベルとは大きなかい離があります。
私たちが目指すものは、特にこの中の、精神的（Mind）と霊的（Spirits）なものを向上させていくことで、より動的な、揺らぎのエネルギーを持った人間をひとりでも多く作ることです。
ほとんどの健康産業が、身体的（Ｂｏｄｙ）の改善のみ、不調の改善、痛みの改善に焦点を置いているのに対して、私たちは、精神的（マインド）と霊的（スピリッツ）の向上に焦点を当てていることが、何よりの大きな違いです。
精神的（マインド）とは、脳神経と言っていいと思います。そして、霊的（スピリッツ）とは、ピラティスやヨガをしている中で感じる事が出来る、 自分より大きなものの存在を感じること、神と出会うこと、大きな宇宙と一体化すること、 という言葉であらわされるスピリチャル体験です。
これにより、自我がなくなり、あるいは薄くなり、他人との一体感が増し、幸福感が得られる。しかも、これは数か月間、数年間継続されると言われています。
私たちZEN PLACEの存在意義は、どこにあるか？
健康産業に属する会社、サプリメント、健康器具の販売、スポーツジム、整体、整骨院などの会社は国内に多くあり、痛みの改善、体調不良の解消を目的にやっています。つまりは、身体的な改善のみです。
しかし、精神的な部分をできる会社はない。霊的な部分はいままでキリスト教をはじめとした宗教が担っていたけれども、宗教を信じる人は劇的に減っている。アメリカでキリスト教を信じる人の人口は３０年前の７０％から３０％程度まで下がっており、日本は更に低いとされています。但し、それはＷＨＯも指摘するように人間にとって非常に大切なものです。
人間の豊かな生活の為に、精神的（マインド）、霊的（スピリッツ）の向上に対して、いま提供できている会社はないとされています。このために、世界中でうつ病が拡大したり、アレルギーなどの自己免疫性疾患も爆発的に拡大したりと、ご存じのような大きな変化が近年各地で起こっております。
そして、世界の中でこの精神的・霊的な状態がとても悪いとされているのが日本であることが、様々な指標から見られて指摘されています。幸福度、仕事へのやる気など世界最低レベルである国が、ここ日本であるという事実。これは、精神的（マインド）と霊的（スピリッツ）の消失、ここに対する教育の不足と言えます。
これを私たちが担うことで、日本を世界最低の国から、世界最高の国へ変えていく。それを、ここ日本から、さらに世界に広めていく。
これが、私たちの会社の目的、理念です。
