健康の秘訣は「ピラティス」と公言している加賀まりこさん。
加賀まりこさんにピラティスの魅力や身体の変化について語ってもらいました!
―ピラティスを始めたきっかけは?
2013年夏に藤山直美さんと初共演することが決まって、しかも花道のある劇場でやることになりました。花道を歩くのは初めてじゃなかったけど花道をしっかり歩ける女優でありたくてピラティスをやりたいなと思ったのがきっかけです。
道を歩いていたらzen place pitates(当時はpilates style)の看板を見て、惹かれるようにお店に入りました。そこで偶然インストラクターをしているHitomiさんに出会いました。その日からHitomiさんの人間性の魅力に惹かれて休まずに通っています。
―通う前のピラティスの印象は?
ヨガよりは寝っ転がって行うものというざっくりとしたイメージでした。実際にやってみてピラティスさんが第一次世界大戦の負傷兵をけがした人を治すために行ったリハビリということも知りました。
元々リハビリから生まれているメソッドというところも取り入れやすかった要素の一つかもしれません。
―ピラティスでの続けるための施策は?
フラットな気持ちで気軽に通っています。Hitomiさんのお人柄もありますが、1週間に一度はお店に通っておしゃべりとピラティスを楽しんでいます。友達感覚で楽しく通っています。Hitomiさんとの出会いがあったからこそ、続いていると思います。
-ピラティスを続けてよかったこと、感じる効果は?
初めたきっかけは、特別「痩せたい!」とか不純な動機で始めたのではなく、自分の人生をキチッとしっかり歩むために始めたものです。女優などの仕事を続けるために必要なものだと思ってピラティスを続けています。
自分でも感じる効果は、姿勢がよくなったことです。具体的に言うと歩くときに足の親ゆびを意識して歩けるようになったことが大きい変化だと感じます。それがインナーマッスルに良い影響を与えていると思いますね。今まで生きてきて親指を意識して歩くなんてことはなかったですからね。特にこの辺は坂が多いのでしっかり歩けるようになって助かっています。
また撮影の時は緊張して肩に力が入りがちなので、脇の下の筋肉が張りピラティスを始める前までは辛かったです。
ピラティスを始めて身体の使い方や変な癖がついていたことに気づきました。さらに長年通っている鍼の先生からも「体にハリがでたね」とおっしゃってもらえました。マネージャーからも「前より、よく歩くようになった」と言われます。
―今後の目標
ピラティスを始めてから覚えた「縮んだ筋肉の伸ばし方」をスタジオの中でも自分なりに呼吸法とともにやっています。吐く息、吸う息って大事なのよね。ピラティスを行いながら呼吸を整えると一日すごく調子いいことが分かりました。今後は自分の身体の調子をコントロールできるようになりたいです。
―読者へのメッセージ
ピラティスは本当に誰でも簡単に取り組めるエキササイズだと思います。私は何でもノックする性格なので、思い立ったら直ぐ挑戦しちゃいますが、悩んでいる方がいたら是非一度はやってみてほしいです。
最近は姿勢が悪い方を見ると、ついついピラティスを勧めちゃいますね。特に歩き方が気になっちゃいます。私たちみたいな年齢になるとどうしても楽な歩き方になりがちですのでね。姿勢など身体の健康を維持向上したい方は、私みたいに気軽な気持ちでお店に行ってみてほしいですね。
加賀まりこ様には2013年より zen place pilates に通って頂いております。通われてから数年は週2回、最近では週1回のペースでご来店して頂いております。
通われるようになってから感じられる変化は、やはり佇まいと歩き方です。もう誰もが知る大女優でいらっしゃるので、元々素敵なお姿でしたが、継続してピラティスを行う事で、これまで以上にご自身の身体をより快適にコントロール出来るようになっておられると思います。
元々、ご自身の身体に対する意識が高く、身体の感覚が鋭い為(中学2年生の頃、走り幅跳びで東京都の大会で優勝されたそうです!!)ポイントをお伝えするとすぐ修正出来てしまう非常に高い身体感覚を持たれています。なかなか誰もが高い身体感覚を持っているわけではありませんが、どんな方でもピラティスを行うことにより、何かしら身体や心に関する素敵なヒントや変化が見つかります。
今もドラマ撮影でお忙しいにも関わらず「ピラティスの為に必ずスケジュールを空けている。」と仰るほど、ピラティスの効果を感じていらっしゃいます。その効果を沢山のご友人の方々にご紹介くださるなど、ピラティスの輪をどんどん広げていただいております。
私が言うのはおこがましいと思いますが、「人生の輝ける大先輩として、今後もより健やかに長く輝き続けて頂きたい。」と願いレッスンさせて頂いております。